気候変動対策!僕たちがすぐできるエコな取り組み8選
- 2022.07.06
- 生活
夏場の連日の猛暑、大規模な豪雨や台風の襲来、「あの頃の夏はこんなに暑くなかったのに」と地球温暖化の進行や気候の変化を感じている人はたくさんいると思います。
それらの気候変動は、人間の暮らしによって、排出される温室効果ガスに原因があると理解している人も多いでしょう。
気候変動対策のためには、僕たち一人ひとりが関心をもち、エコな行動に取り組んでいくことが大切です。では、普段の暮らしの中で僕たちにできることは、一体どんなことがあるのでしょうか。
この記事では、誰でもすぐに取り組むことができるエコな取り組みを8つご紹介していきます。
自分にできること、はじめやすいことを見つけて取り組んでいきましょう。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e6%8c%81%e7%b6%9a%e5%8f%af%e8%83%bd%e6%80%a7-%e3%82%a8%e3%83%8d%e3%83%ab%e3%82%ae%e3%83%bc-%e3%82%b0%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%96-3310049/)
エアコンの設定温度を高くする
節電を常に意識して生活することは、誰でも簡単にできるエコな取り組みです。
家の中でできる節電の工夫は、聞いたことがある、あるいは馴染みがあるものも多いと思います。
近年の気温上昇によって、夏場にエアコンをつけていなければいけないというときも多いですが、設定温度を1℃でも2℃でも高く設定して使用することは大切な心がけです。夏の冷房の設定温度、冬の暖房の設定温度、それぞれたった1℃高く、あるいは低くするだけで、およそ10%の電力の削減につながります。
エアコンの設定温度だけでなく、照明をこまめに消す、テレビをつけっぱなしにしない、使わないときはコンセントからプラグを抜くこと、など節電の工夫はたくさんあります。
節電は、エネルギーの無駄づかいを減らす環境にやさしい行動であるだけでなく、電気代の節約にもなって家庭の財布にもやさしい行動です。意識できりところからはじめて習慣にしていきましょう。
水道やシャワーの水は小まめに止める
水道やシャワーを使っているとき、水を出しっぱなしにしていませんか。
水の出しっぱなしは、貴重な水資源の無駄づかいであり、家庭に水を供給するまでに使われたエネルギーを無駄にしていることでもあります。節水は、温室効果ガスの排出を減らす立派な気候変動対策の行動のひとつです。
水道で手を洗うとき、食器を洗うとき、またはシャワーで頭や体を洗うとき、水は出しっぱなしにせずに一回一回こまめに止めることを意識しましょう。
他にも、洗濯時の水はお風呂の残り湯を使う、水洗トイレに節水グッズを取り付けるなど節水の工夫は色々とあります。意識できるところからはじめていけるといいでしょう。
エコバッグを持ち歩く
レジ袋が有料化されて以降、買い物の際に推奨されているのがエコバッグの持参です。日常生活の中で簡単にできる、環境にやさしい行動として、エコバッグを持ち歩いている人も多いでしょう。
実は、調査によると、レジ袋の使用をやめてエコバッグを持つことは、気候変動対策や環境に良い影響を与えることとして、みんなが思っているよりも全く効果はないことが指摘されています。
ただ、だからといってエコバッグを使うことに意味がなくなるわけではありません。エコバッグを持ち歩くことで、これまでの使い捨てのライフスタイルからリユースやリサイクルするそれへ移行して、エコな行動への意識が高まるきっかけになるはずです。
一度きりの使い捨てや何かあったらすぐ捨てる習慣をなくすためにも、お気に入りのエコバッグを見つけて、そのひとつをできるだけ長く、そして大切に使い続けていきましょう。
マイボトルを持ち歩く
外出先でも家の中でも現代の飲み物が入っている容器はほとんどがペットボトルです。
ペットボトル容器の飲料の購入を控えて、マイボトルを持ち歩くことて、プラスチックごみを減らすことができます。
ペットボトル容器を含むプラスチックごみの問題は、大きな環境問題のひとつです。海洋汚染に温室効果ガスの排出による気候変動への影響などを引き起こしています。
マイボトルの使用は簡単にできるエコな取り組みですが、これもエコバッグと同様に使い続けることが大切です。モノを大事に長く使うこと、粗末にしないこと、子どものころに教わったこれらの大切な考え方を思い出しましょう。
分別をする
環境にやさしい暮らしには、ごみを減らすことは言わずもがな大切なことなのですが、ごみをきちんと分別することも意味のある行動です。
まだ使えるものは捨てずにリユースやリサイクルに出す、ペットボトル、ビン、缶、プラスチックごみ、生ごみや紙ごみなどの燃えるごみ、ごみは分別して捨てればリサイクルで生まれ変わって資源となります。
自治体によって、分別基準がしっかりあるところでは、知らず知らずのうちに意識して分別の習慣もついていることもあるでしょう。ですが、分別の基準がなく燃えるごみとしてまとめて出してしまっても問題ないところもあると思います。
習慣がついていないと、分別して捨てることは少し面倒に感じてしまう行動だと思いますが、とても簡単なことなのでできていない人は、今日から少し意識してみましょう。
食べ残しをしない
廃棄される食品、フードロスの問題も大きな問題です。
フードロス問題は、飲食店やスーパーの残り物、期限切れの食品の廃棄など、事業系による廃棄食品が多くて問題になっていると思われがちですが(実際そうでもあるのですが)、家庭から出る廃棄食品も同じくらいの量の多さがあります。
食べ残しをしない、廃棄食品を出さないように考えて買いもの、料理をすること、選べるのであれば期限の近い食品を買うこと、小さな習慣で家庭から出る廃棄食品は十分に減らすことができます。
食べ残しをしない、または減らすことは環境を変えずに意識するだけで簡単にできることなので、はじめから完璧にやろうとせずに、もったいないという気持ちを忘れないようにして、自分でできるところから行動に移していきましょう。
お肉を減らす
食べ残しを減らすことだけでなく、食事の中でお肉を減らしてみることも環境にやさしい行動です。
技術の進歩、経済の発展によって、現代人はとても多くの量のお肉を食べるようになりました。食肉消費の増加は、工業型畜産という生産体制による、環境に多大な負荷がかかる産業を作り出しました。
最近では、環境意識への高まりから徐々にですが、ヴィーガンやベジタリアンも認知されはじめています。
お肉の生産には大きな環境コストがかかっているため、小さな変化だけで環境に与える効果は、他のエコな取り組みよりも大きいです。いきなり無理をして、食生活を変える必要はありません。普段の食事の中で、食べるお肉、買ってくるお肉の量を少し減らしてみましょう。
移動は公共交通機関を利用する
移動には、公共交通機関を利用して、なるべく車の利用を控えることも環境にやさしいエコな行動です。
公共交通機関を利用することで、わずかでも一人当たりの温室効果ガス排出量を減らすことができます。
また、自転車や徒歩で移動すれば、カラダを動かすことで健康にもつながって一石二鳥です。
また、車を運転するというときにも、無駄なアイドリングをしない、加速や減速の少ない運転、不要な荷物を降ろして車体を軽くする、といったエコドライブが意識できるといいでしょう。
できることから取り組もう!
今回ご紹介してきたエコな取り組みの中には、みなさんが知っていることもたくさんあったと思います。
既にいくつか、あるいはほとんどできているよ、という人もいることでしょう。ぜひこれからも続けて、まだできていない行動に取り組んでいったください。
まだできていなかったという人はこれからはじめていきましょう。
大切なことは、知っていることではなく、それができているかです。行動にしなければ何も意味はありませんし、それを何回かするだけじゃなくて、ずっと続けていくことも大切です。
習慣にしてしまえば、意識しなくても自然に行動できるようになっていきます。
はじめから無理をせず、自分にできるところから取り組んでいってみましょう!
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